1948-12-15 第4回国会 参議院 予算委員会 第10号 特に今度の予算の中に源泉課税の所得税としての自然増收が百八十四億幾らの相当の税額が入つておりますが、こういうものを入れるということは理論的に非常に大きな誤りで、特に今大臣が御確認になりましたように、現在の賃金水準では生活の維持も十合にできないという確認の上に立つて、尚且つこういうような税率或いは基礎控除で、税の撥ね返りを予算の中に見積つて自然増收ができるということは、これは根本的に誤りであると私は考 栗山良夫